成功率について

インプラントの治療は、必ず成功するというわけではありません。すぐに抜けてしまったり、グラグラしてしまったりなど、うまくいかないケースもあります。
このため、歯科では、成功率をパンフレットなどで案内しています。成功率は算出が簡単ではありません。
上の歯と下の歯では成功率が異なります。上の歯のほうが成功率は低くなります。これは、上と下とで骨の性質に違いがあるからです。
また、治療期間も上の歯のほうが長くなります。インプラント手術の完了時と、術後1年、3年など、経過年数によっても成功率は異なります。
案内されている成功率が一体どの年数のデータなのか、把握しておく必要があります。
このため、成功率を比較して歯科を選ぶというのは、なかなか正確にできないということがあります。
また、何を持って成功としているのか、これも歯科毎に違いがあります。
従って、成功率は目安程度にとどめておくようにしましょう。
また、インプラント製造会社からも成功率を公表している場合があります。このデータも何を根拠にして成功率を算出しているのか、不明な部分が多いので、同様に参考程度にしておきましょう。

治療の流れ

インプラントの治療の流れについて説明します。
カウンセリングで治療の方針が決定したら、次に検査が行われます。検査の最初は問診です。
問診では、既往歴、現病歴、アレルギーの有無、服薬内容を確認します。
ここでは、できるだけ正確なことを伝えるようにします。
問診のあとは、口腔内の検査が行われます。口腔内の検査では、重度の虫歯や歯槽膿漏がないか確認されます。
インプラントの治療の妨げになる場合には、インプラントの治療前に、虫歯や歯槽膿漏の治療を行うことがあります。
また、噛み合わせ、あごの関節、粘膜の状態も確認します。異常があれば、インプラント治療の前に適切な治療を行います。次に、鼻の下のパノラマ撮影を行います。この撮影では、鼻の下周辺の平面を医者が把握します。このあと、もっと詳しい検査が必要な方は、CT撮影を行う場合があります。
最後に、血液検査、血圧検査、尿検査、アレルギー検査が行われ、体に異常がないか確認します。
検査のあとは治療になります。
治療期間は、治療方法や部位によって変わってきますが、期間の差は大きいので、カウンセリングで確認しておくようにしましょう。

関連サイト…http://www.makihara-dental.com/

カウンセリングの意義

インプラントのカウンセリングについて説明します。
インプラントの治療は、最初にカウンセリングが行われます。このカウンセリングでは、患者の訴えや希望を聞き、適切な治療方法を提案します。
ここで、患者の納得できる治療方法が決定されます。治療方法が決定されるということは、おおよその治療期間、治療の費用、治療で得られる結果が決まるということになります。従って、このカウンセリングはとても大切なことであることになります。では、患者はカウンセリングでどのようなことを伝えなくてはならないでしょうか。
それは、今抱えている悩みを正確に伝えること、希望する結果や治療を伝えることになります。その内容が、身体的なことだけでなく、例えば、治療を終えたい時期やライフスタイル、アレルギーの有無、持病なども含みます。
ただし、カウンセリングの結果、インプラント治療ができないという場合もあります。
例えば、糖尿病、肝臓病、腎疾患を持っている、心臓の病気を持っている、骨粗鬆症である、血圧が高いという方が該当します。
これは、インプラントの治療は、外科手術を伴うため体へ負担がかかってしまうおそれがあるということが理由になります。このため、カウンセリングでは、病気の内容は正確に伝えるようにしてください。

インプラントの説明

歯科が行っているインプラントについてみなさんは知っていますか。
インプラントとは、虫歯や歯槽膿漏などで歯を失ってしまった場合に行う歯の治療方法の一つです。
歯科のインプラントは3つの構成で行います。最初に、あごの骨の中に埋めるのがインプラントです。これは、失った歯の部分に人工的な歯の根っこを埋めるものです。このフィクスチャーの上に人工の歯を乗せます。そして、この二つを結合させるのがアバットメントです。これで、失った歯を人工的に復活させます。これがインプラントです。最初にあごの骨に埋めるインプラントは、チタン製でできています。
この方法では、歯の本来の機能を復活させることができ、さらに見た目も元の歯と同じような感じで取り戻すことができます。また、周辺の歯にも影響を与えることはありません。このため、最近人気の高い治療方法になっています。
また、インプラントがチタン製でできていることには、それなりの理由があります。ひとつは、体にやさしいということです。具体的には、アレルギーを起こしにくいということがあります。また、熱の伝導効率が低い、重さが軽い、強度が強い、錆びにくいという利点があります。このようにチタンは、大変便利な金属のため、歯科以外にも心臓ペースメーカーや人工心臓、人工の関節、骨をつなぎとめるボルトなどにも使用されています。ただし、ごくまれにチタンアレルギーを起こす場合があるので、この点は気をつけておく必要があります。